アレルギーの改善に高麗人参がいい!

近年、アトピー性皮膚炎や花粉症、食物アレルギーなどを患う人の数が増加しています。
原因は食生活の変化や環境、ストレスなどが複雑に絡み合っていると考えられています。
辛いアレルギーの症状を緩和するのに高麗人参が役に立ちます。

アレルギーは何故起きる?

アレルギーは本来、病原菌や細菌などの害となるものが体に侵入したときに働く免疫が、無毒である食べ物や花粉などを「害」と認識し、過剰に反応してしまうことにより起きます。
アレルギーは現代病のように思えますが、実際は紀元前からすでに喘息や、食物アレルギーに関する記述があったとされています。
長い年月に渡り、人はアレルギーに苦しんできました。
そんなアレルギーの改善に高麗人参が効きます。

アレルギーの種類

アレルギーは種類によりI型からIV型の4種類に分けられます。
アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギー、じんましん、アレルギー性鼻炎、アナフィラキシーなどはI型アレルギーで、即時型の反応があります。

高麗人参とアレルギー

高麗人参はアダプトゲン

高麗人参は特有成分のサポニン、ジンセノサイドを含みます。
ジンセノサイドはアダプトゲンの一種とされています。
アダプトゲンは、ストレスに対抗する力を増加させ体を強くする物質で、高麗人参のほかにもエゾウコギやアメリカ人参、マカ、アマチャヅル、冬虫夏草などがあります。

アダプトゲンの働き

アダプトゲンは抗酸化作用を持ち、ストレスに対して抵抗力を強め、副腎皮質ホルモンの分泌と免疫のバランスを正常に保ちます。
アダプトゲンは体の生理機能を正常にする働きがあります。

具体的には、高麗人参に含まれる神経を活発に働かせるジンセノサイドRg1と、神経を落ち着かせるジンセノサイドRb1などが免疫のバランスを保ちます。

I型アレルギーの発症は、免疫機能の過剰な反応によりひき起されるため、免疫バランスを正常に保つ働きのある高麗人参は、アレルギー症状の軽減に有効とされています。
また同時に、ストレスに対する抵抗力を高めることもアレルギー症状の改善の助けになります。

アレルギー改善に最も効果的な高麗人参は紅参

高麗人参は特有成分のジンセノサイドを多く含むものが高品質とされています。
ジンセノサイドを最も多く含むのは、6年目に収穫された高麗人参を、皮をつけたまま蒸し、水分が14%以下になるまで乾燥させた紅参と呼ばれるものです。

紅参はジンセノサイドだけではなく、ポリフェノールやポリアセチレン、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの多くの有効成分を豊富に含みます。
サポニンとこれらの有効成分が総合的に働き、アレルギーの改善だけでなく、老化防止、健胃強壮、血行促進、動脈硬化の予防、生活習慣病の予防、血圧の調整など、多くの効果をもたらします。

高麗人参はサプリメントやドリンク剤としても販売され、原料に紅参を使用している製品が多くあります。
漢方薬のような匂いが苦手な方は、飲みやすい錠剤やカプセルがおすすめです。

辛いアレルギー症状を少しでも改善させるために、高麗人参の継続的な摂取を検討してみてはいかがでしょうか。
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